2014年02月13日 |
昭和電工・12月期 増収減益、純利益91億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工が13日発表した2013年12月期(1-12月)連結決算は、売上高は8480億円で前期比15%の増収となったが、営業利益は8%減の260億円、純利益は3%減の91億だった。 石油化学セグメントは、前年に発生したエチレンプラントの設備不具合の影響がなくなった。 エレクトロニクス部門は、ハードディスクの生産がPC需要の落ち込みから前期比減少した。 無機セグメントでは黒鉛電極の生産が前期比減少した。 市川秀夫社長社長は2013年決算について「石化部門は定修がなく原料ナフサ価格上昇に伴う価格改定のため、大幅な増収増益になった。アルミもコンデンサ用の増加で増益になったのが影響した」と説明。来期の見通しについては「石化が4年に一度の定修を迎えるが、98%という高稼働率が定修明けも続く見通しで、フル稼働状態になると予想している」と、表情を緩めていた。 2014年度以降も引き続きハードディスク、黒鉛電極を両翼に成長戦略を推進する。 【昭和電工・12期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 848,071(14.6) ◇営業利益 25,953(△7.7) ◇経常利益 23,488(0.2) ◇当期純利益 9,065(△3.2) ◇1株当たり純利益 6.06円(6.26円) <2014年12月期・通期(連結)予想> ◇売上高 890,000(4.9) ◇営業利益 32,000(23.3) ◇経常利益 25,000(6.4) ◇当期純利益 12,000(32.4) ◇1株当たり純利益 8.02円 |