2014年02月14日 |
大倉工業・12月期営業益20%減 価格転嫁遅れる |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:大倉工業 |
大倉工業が14日発表した2013年12月期連結決算は、最終利益が前期比1.8%増の16億円となった。売上高は5.5%増の907億円、営業利益は20%減の20億円だった。 合成樹脂事業部門は農業向けマルチフィルムや産業資材用フィルムを中心に販売数量を伸ばしたが、営業利益は円安に伴う原材料価格上昇分の転嫁の遅れから減益。スマホやタブレット端末向け光学フィルムは販売数量が大幅増加したが、営業利益では製品単価下落の影響を受けた。建材部門は赤字幅が大幅縮小した。 純利益は、前年同期のような特別損失の計上がなかったため増益。 【大倉工業・12月期(連結)業績】単位:百万円( )前期比% ◇売上高 90,652(5.5) ◇営業利益 2,010(△20.1) ◇経常利益 2,010(△15.9) ◇当期純利益 1,605(1.8) ◇1株当たり純利益 26.80円(25.85円) <2014年12月期・通期(連結)予想> ◇売上高 93,500(3.1) ◇営業利益 2,600(29.3) ◇経常利益 2,300(14.4) ◇当期純利益 2,100(30.8) ◇1株当たり純利益 35.05円 |