2000年03月06日 |
塩ビ管リサイクル率向上へ |
塩ビ管・継手協会、三層管規格制定で弾みつける。 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:クボタ、シーアイ化成、三菱樹脂 |
使用済み塩ビ管のリサイクルを推進している塩化ビニル管・継手協会(パイプメーカー14社で構成)では、「発泡三層管」の品質規格が決ったことで、今後の運動に一層弾みをつけたいとしている。 「発泡三層管」というのは、パイプを三層構造にし、中間層に発泡した廃材レジンをサンドイッチのようにはさんだもので、このほど建設排水用としての規格を制定した。規格は耐圧性や強度、耐薬品性など建物排水用に必要な性能を規定しているという。 同協会の規格は一般排水用のリサイクル管に次いで2番目だが、これによってマテリアルリサイクルは昨年の40%からさらに高まり、目標にしていた2005年のリサイクル率80%達成は一歩実現に近づいたとしている。 なお、発泡三層管の製造は大手パイプメーカーの積水化学、クボタ、三菱樹脂、シーアイ化成、アロン化成5社が計画を進めている。 |