2014年02月17日
東レ、中期経営課題AP-G2016を策定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは17日、中期経営課題「プロジェクトAP-G2016」(2014年4月―2016年3月)を策定したと発表した。
業績目標として最終年度にあたる2016年度の連結売上高2兆3000億円、連結営業利益1800億円、ROA8%、ROE10%の達成を目指す。

この実現のため、2014年度以降3年間で1800億円規模の研究・技術開発費を投入し、「グリーンイノベーション」、「ライフイノベーション」を重点分野に、革新的新素材・新技術の創出によって持続的発展を支えるとともに、知的財産戦略による参入障壁を構築し、技術の優位性を堅持する。

設備投資については、3年間で4000億円規模の設備投資を行ない、その約60%を成長分野、同じくその約60%を経済成長が見込まれるアジア・新興国・米州に投じる。研究・技術開発投資は3年間で1800億円を投入する。

「グリーンイノベーション分野」では、2013年度売り上げ見通し約5200億円から16年度には約7000億円への拡大を目指す。「ライフイノベーション分野」」では、売上高を2013年度見通しの約1200億円から16年度に約1700億円への拡大を図る。「アジア・アメリカ・新興国事業」では、2013年度見通しの約7800億円から16年度1兆1500億円への拡大を目指す。