2014年02月28日
1月の生産指数4.0%上昇、化学・プラ製品とも大幅改善
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が28日発表した1月の鉱工業指数(2010年=100)速報値によると、生産は前月比4.0%上昇の104.1、出荷は5.1%上昇の105.0と2カ月連続の改善。在庫は0.9%低下の104.6、在庫率5.6%低下の98.7だった。

製造工業生産予測調査によると、2月は前月比1.3%の上昇、3月は同3.2%の低下だった。
基調判断は、「総じてみれば生産は持ち直しの動きで推移している」を据え置いた。

1月に生産が上昇したのは輸送機械工業、化学工業(除、医薬品)、電気機械工業、プラスチック製品工業、情報通信機械工業、紙・パルプ工業など15業種中11業種、低下したのは金属製品工業、電子部品・デバイス工業、繊維工業など4業種だった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比4.9%上昇の100.2、出荷4.1%上昇の100.0、在庫1.2%低下の104.3、在庫率は7.1%低下の105.1だった。

プラスチック製品工業は、生産が4.4%上昇の105.0、出荷4.3%上昇の103.3、在庫は0.9%低下の105.3、在庫率は4.7%低下の102.3だった。

化学工業の生産の前月比プラスは2013年9月以来5カ月連続、プラスチック製品は12月以来2カ月連続のプラス。