2014年02月28日
武田薬品、酸関連疾患新治療薬 承認申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は28日、酸関連疾患治療薬TAK-438(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)について、厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。

同薬は、同社が創製したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)と呼ばれる新しいカテゴリーの酸分泌抑制薬であり、胃壁細胞における酸分泌の最終段階に位置するプロトンポンプをカリウムイオンと競合的な様式で阻害することにより、強力かつ持続的な酸分泌抑制作用と、投与早期からの効果発現を示すものである。