2014年03月03日
日立化成など3社、送電用エポキシ樹脂成型新会社
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日立製作所、日立化成、住友電気工業

日立化成工業、日立製作所、住友電気工業の3社は3日、合弁会社「日立化成住電パワープロダクツ」を設立し、日立金属の100%子会社、日立電線メクテック(本社:茨城県日立市、今野博文社長)から、送配電インフラに欠かせないガス絶縁開閉装置や送配電ケーブル用機器のエポキシ樹脂成型事業を承継することで合意したと発表した。4月1日付で事業承継する。

新会社は本社を茨城県日立市に置き、代表者は未定。
資本金4億5000万円で出資比率は日立化成51%、日立製作所9%、住友電工40%。

エポキシ樹脂は、絶縁性や耐熱性、耐候性などに優れ、送配電用ケーブルとして今後も国内外で堅調な需要の伸長が見込まれている。日立グループで高機能材料を手がける日立化成と大手電線メーカーの住友電工が連携することで、製品の高機能化、高品質化に向けた材料技術の開発など、新たな可能性を追求する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1393816163.pdf