2014年03月05日 |
三菱化学のゼオライト膜で濃縮「日本酒」新商品 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学エンジニアリング |
三菱化学は5日、同社のゼオライト膜と三菱化学エンジニアリングの脱水装置を使って新しいジャンルの酒を酒造メーカーの西野金陵(本社:香川県琴平町、西野武明社長)が開発したと発表した。 西野金陵は、自社製品の純米大吟醸酒「大瀬戸の花嫁」を原料に三菱化学のゼオライト膜と分離技術を用いて、旨みやアルコール成分を濃縮した、新しいタイプの酒を開発した。分離・脱水装置は三菱化学エンジニアリングが納入した。 西野金陵では、新商品を「琥珀露(こはくつゆ)」として4月1日から発売する。 従来の日本酒と異なり、アルコール度数が30~31度と高く、「果実のようななめらかな甘みと、さわやかな酸味がよく調和している」という。 希望小売研究は5000円/300ml。 <西野金陵の会社概要> ◇会社設立 :大正7年(1918年)9月 ◇代表者 :代表取締役社長 西野武明 ◇所在地 :香川県仲多度郡琴平町623番地 ◇資本金 :2700万円 ◇売上高 :600億円(2013年3月期) ◇従業員 :210名 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1393990236.pdf |