2014年03月10日
新化技協、生体分子シミュレーションで講演会
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、生体分子のコンピュータシミュレーションをテーマにした反応分科会講演会を3月17日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。参加費は、会員無料、一般は1万円。

古明地勇人・産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門主任研究員が「生体分子の分子動力学法の概要」、福澤薫・みずほ情報総研サイエンスソリューション部マネージャーが「フラグメント分子軌道法(FMO)による生体高分子の量子化学計算」をテーマに、再び古明地勇人氏が「フラグメント分子軌道法による分子動力学:FMO-MD法」をテーマに講演する。

古明地氏は、最初の講演で、古典MD法の原理と応用に関する歴史と現状を概観する。後半の講演では、FMO-MD法の低分子の反応への応用を紹介するとともに、水和タンパク質の第一原理シミュレーションの試みを紹介する。
福澤氏は、FMO法の概要とグループで開発中の専用プログラムパッケージを紹介する。

終了後懇親会(参加費は無料)。
参加申し込み締め切りは3月13日。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)。