2000年11月14日
ジャパンエナジー、中間期の単独および連結業績予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは14日、2000年9月中間期と2001年3月期の単独および連結業績予想修正を発表した。
 単独業績について、中間期は売上高は主に原油代上昇により400億円の増収、営業利益は石油製品の棚卸評価方法の変更などにより70億円の増益となる一方、営業外損益は前回並みとなることから、経常利益は70億円改善する見通し。この結果当期純利益は、経常利益の増益に加え特別損益面で資産売却益の減少、資産処分損の増加などにより20億円悪化、また法人税が20億円増加することから30億円の増益を見込んでいる。
 また通期売上高は原油代上昇などにより1,200億円増収、営業利益は中間期と同様の理由で100億円増益となる一方、営業外損益も前年並みとなるため、100億円の改善を見込む。また当期純利益は経常利益の増益に加え特別損益面は中間期と同様のため80億円悪化、法人税が15億円増加することから、5億円改善する見込み。
 これに対し連結業績について、中間期は石油事業が原油代上昇などにより増収、金属事業、電子材料事業も増収となることから合計で600億円の増収となる見込み。営業利益では石油事業が単独と同じ理由で120億円の増益、金属事業、電子材料事業も増益となり、合計で160億円の改善、また営業外損益は10億円改善となることから経常利益は170億円の増益となる見通し。このため当期純利益は経常利益の増益に加え、特別損益では資産売却益の減少、資産処分損の増加などにより30億円悪化、法人税等および少数株主利益の控除が90億円増加するため、50億円改善する。
 通期では、売上高において、石油事業、金属事業、電子材料事業とも中間期と同様の理由により合計で1,800億円の増収、営業利益も中間期と同様の理由で合計280億円改善、営業外損益は前回並みのため、経常利益は280億円の増益を見込んでいる。さらに当期純利益は、経常利益の増益に加え、特別損益が中間期と同様の理由で90億円悪化、法人税等および少数株主利益の控除が100億円増かするため、90億円の改善を見込んでいる。
 業績予想修正値は次の通り。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%)
◇売上高 7,600(7,200)400 5.6
◇営業利益 130(60)70 116.7
◇経常利益 100(30)70 233.3
◇当期純利益 30(0)30 -

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%)
◇売上高 16,300(15,100)1,200 7.9
◇営業利益 290(190)100 52.6
◇経常利益 200(100)100 100.0
◇当期純利益 50(45)5 11.1


[2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%)
◇売上高 10,200(9,600)600 6.3
◇営業利益 390(230)160 69.6
◇経常利益 330(160)170 106.2
◇当期純利益 120(70)50 71.4

[2001年(平成13年)3月期通期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%)
◇売上高 21,800(20,000)1,800 9.0
◇営業利益 830(550)280 50.9
◇経常利益 660(380)280 73.7
◇当期純利益 250(160)90 56.3