2014年03月13日 |
NEDO、英国でスマートコミュニティ実証プロ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、英国のBIS(ビジネス・イノベーション・技能省)、DECC(エネルギー・気候変動省)、マンチェスター市との間で、スマートコミュニティ実証プロジェクト(2014-2016年度)を共同で実施することで合意し、協力協定を締結したと発表した。 同プロジェクトでは、マンチェスター市内の公共住宅600軒にヒートポンプを設置し日本の情報通信技術(ICT)を使って各住宅のヒートポンプをコントロールすることで、小口の電力需給調整能力を検証する。 電力調整量をまとめることで、広範な電力市場との様々な取引を可能にするとともに、英国内の給湯・暖房エネルギーをガスから電力にシフトを促すことで、低炭素化を目指す。 電力市場において、小口電力に関する情報を一括してとりまとめ、負荷調整能力を提供するサービスについては、まだビジネスモデルが確立されておらず、実証段階とはいえ今回が世界初の事例となる。 |