2014年03月18日
千代田 北米大型LNGプロジェクトEPC業務受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は18日、米国子会社を通じて北米でLNG大型プロジェクトのEPC業務を受注したと発表した。

米国グループ会社の千代田インターナショナル社とCB&Iが設立したジョイントベンチャーが、Cameron LNG LLC社から総額6,000億円相当のLNG液化基地建設プロジェクトの設計、調達、建設(EPC)業務を受注した。

米国ルイジアナ州ハックルベリーにある既設LNG受入れ設備に、年産1,350万トン規模のLNG液化設備(3系列)と輸出設備を増設するプロジェクトで、Cameron 社は今年2月、米国エネルギー省から米国と自由貿易協定を締結していない欧州、アジア各国向けの輸出承認を受けている。

千代田化工では今回のプロジェクト遂行により、現地で約3,000人の雇用を創出するほか、CB&I社の製造、設計、建設拠点で数百人規模の雇用創出が見込まれるとしている。

■Cameron社について:
Cameron社はSempraEnergy社が株式の50.2%を保有し、仏 GDFGDF SUEZ 社の関連会社、三菱商事の関連会社(日本郵船と共同設立)、三井物産の各社がそれぞれ16.6%の株式を保有し今回のLNGプロジェクトを推進する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395105944.pdf