2014年03月18日 |
クレハ、世界市場で業務用食品包装材料事業拡大 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハは18日、100%子会社のクレハ・ヨーロッパ社が、ドイツの大手包装機械メーカー、ムルチバック社との間で、クレハ・ヨーロッパ社の傘下会社が製造する熱収縮多層フィルム「ML-40」の一つ「Form Shrink」(FSフィルム)の販売について、クレハ・グループの販売地域を除く全世界での独占的販売権を付与することで合意したと発表した。 FSフィルムは高強度、ハイバリアー、熱収縮性に優れた、自動包装機に対応できるフィルムとして、ムルチバック社とクレハ・グループが共同開発した。欧州では加工肉、チーズ、生肉の包装用として需要が伸長している。 クレハ・ヨーロッパ社は「ML-40」シリーズの拡販を計画。現在、製造子会社のクレハロン・インダストリーズ社(オランダ)で生産能力を20%拡大するための設備投資(約7億円)を進めている。今夏稼働入りの予定。 ニュースリリース http://www.kureha.co.jp/topics/pdf/140314_1004.pdf |