2014年03月18日 |
九州経産局、管内の「産学官連携」件数が増加 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
九州経済産業局はこのほど、九州管内の大学、工業高等専門学校を対象に、2013年度の産学連携状況を調査した。 その結果、「共同研究」件数は1925件で前年度比69件の増加、「受託研究」は2064件で19件増加し、件数はともに増加傾向にあることがわかった。 研究分野別にみると、ライフサイエンス分野の割合が高い。共同研究の相手先では、件数、研究費受入額ともに大企業が5割以上を占め、中小企業は件数に比べ研究費受入額ともに少ない。また、受託研究は、国、独立行政法人の割合が大きく、件数で5割弱、研究費受入額で8割と高いことが分かった。 全国との比較では、九州が全国に占める割合は「共同研究」の件数が906%と横ばい。研究費受入額は8.5%と5年ぶりの上昇となった。また、「受託研究」の件数は9.7%で2年連続して低下、研究費受入額は7.0%と5年ぶりに上昇した。また、九州の「発明届出」件数が全国に占める割合は、10.5%で3年連続の上昇となり、「特許出願」件数の全国に占める割合は10.5%でほぼ横ばいだった。 |