2014年03月19日 |
「第8回化学遺産市民公開講座」29日・名古屋 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会 |
日本化学会と日化協は、「第8回化学遺産市民講座/「日本の化学教育・産業の基盤作り」を3月29日、名古屋市の名古屋大学東山キャンパスで開催する。参加費は無料(資料代1000円)。 日本化学会では、平成21年度から我が国の化学産業を中心に、歴史的に高い価値を有する学術・史料を認定する「化学遺産認定制度」を開始し、これまでに5回、計28件を認定してきた。 市民講座では、廣田襄・京都大学名誉教授が「ノーベル賞から見た現代化学の発展」をテーマに基調講演した後、今年度認定した、以下の6件の化学遺産の内容を紹介する。 (1)「日本の近代化学の礎を築いた櫻井錠二」(若林文高・国立科学博物館理工学研究部理化学グループ長) (2)「日本薬学の始祖・長井長義」(渋谷雅之・徳島大学名誉教授) (3)「125年の歴史を刻む学び舎/日本の発展に貢献した化学者が学んだ階段教室」(谷口功・熊本大学学長) (4)「舎密から化学技術へ/化学技術者になった武士・宇都宮三郎」(天野博之・人文化学研究所代表理事) (5)「プラスチック成形加工業発展の礎となった射出成形機及び金型」(田島慶三・日本化学会フェロー) (6)「電気の原料化と国産技術の振興を理念に/日本初のアルミニウム工業化」(岩崎廣和・昭和電工取締役) 問い合わせ先は、日本化学会企画部(TEL:03-3292-6163) |