2000年11月14日
日本スチレン工業会、10月のPS・SM需給実績まとめる
PS輸出は4ヵ月連続の2桁増/SM内需は6%増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

 日本スチレン工業会は14日、PS(ポリスチレン)およびSM(スチレンモノマー)の10月生産出荷実績をまとめた。
 これによると10月のSM生産は、25万2,236トンと前年同月比1%増にとどまったが、出荷については、内需がFSやABS樹脂前年下回ったものの、GP・HIPS(ポリスチレン)は9%増となったほか、これ以外の用途は2桁の増加を記録し、内需合計は19万7,087トンと6%増加した。その反面輸出は26%減の5万4,491トンとなり2ヵ月連続のマイナスとなった。
 これに対しPSは、生産が10万1,680トンと21%増加、出荷は内需が1%増の8万6,637トンで、内訳を見ると、雑貨産業用が13%増、FS用が8%増となったものの、主力の電機工業用が8%減少、包装用も1%減少している。一方輸出は18%増の1万4,828トンと4ヵ月連続で2桁の増加を記録、この結果出荷合計は10万1,465トンと3%増加した。
 詳細は別表の通り。

http://www.c-nt.co.jp/data/sm/sm2000.html">2000年スチレンモノマー生産出荷実績(表)
http://www.c-nt.co.jp/data/ps/ps2000.html">2000年ポリスチレン生産出荷実績(表)
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