2014年03月19日 |
2月の塩ビ樹脂生産、5カ月連続のプラスと好調 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は19日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の2月生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は、12万8117トン、前年同月比5.7%増で5カ月連続のプラスとなり、春のプラント定修を控えていることもあって依然として生産意欲が高いことが示された。 一方、国内出荷は8万9471トン、同0.6%減で10カ月ぶりの前年割れだが、実質的に前年並みをキープしており、消費増税を控えた駆け込み需要が続いていることが示された。内訳は、パイプなど主力の硬質用が5万902トン、同3.0%増、軟質用が2万30トン、同5.1%減、電線・その他用が1万8539トン、同5%減となった。 輸出は2万8276トン、同1.8%増で14カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷総計は11万7747トン、同0.1%減で2011年12月以来のマイナスとなった。 一方、VCMの生産は18万9255トン、同2.4%増で6カ月連続のプラスとなった。国内出荷は13万9102トン、同14.6%増で5カ月連続のプラス、輸出が3万6296トン、同30.2%減4カ月ぶりに前年割れとなった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395204033.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1395204033.xls |