2014年03月19日
2月のPS生産、3カ月連続のプラス FS用が支える
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は19日、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の2月の生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は、5万7491トン、前年同月比6%増で3カ月連続のプラスとなった。

国内出荷は5万1589トン、同2%減で2カ月ぶりに前年割れとなった。主力の包装用が2万1831トン、同14%減で2カ月ぶりの前年割れとなったが、フォームスチレン(FS)用が1万4709トン、同18%増で11カ月連続のプラス、雑貨・産業用が7372トンで同2カ月連続のプラストなった。ユーザーの海外生産化が進んだ電機・工業用は7677トン、同2%減で3カ月ぶりに前年割れとなった。

輸出は1908トン、同39%増で7カ月連続のプラスとなり、この結果、出荷計は5万3497トン、同1%減で2カ月ぶりに前年割れとなった。

一方、SMの生産は20万9567トン、同8%増で12カ月連続のプラスとなった。国内出荷は12万497トン、同4%増で9カ月連続のプラストなった。輸出は7万6262トン、同15%減で2カ月連続の前年割れとなった。この結果、出荷計は19万6759トン、同4%減で4カ月ぶりに前年割れとなった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395207335.pdf