2014年03月19日 |
旭硝子、温暖化係数大幅低減の空調機器向け新冷媒開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は19日、従来のハイドロフルオロカーボン(HFC)-410Aと同等の性能を持ちながら、地球温暖化への影響を約6分の1に抑えた空調機器向け新冷媒「AMOLEA(アモレア)」を開発したと発表した。 2016年の商業生産開始を目指す。 現在、空調機器や自動車などの冷媒に使用されているHFCは地球温暖化係数(GWP)が高く、環境負荷が大きいことから、世界的に使用が見直されており、欧州に続いて日本でも2015年から規制が始まる予定だ。 「AMOLEA」は、極めてGWPの低いハイドロフルオロオレフィン(HFO)-1123を主成分とした環境対応型冷媒。 同社はNEDOの助成事業の一環として開発してきた。新冷媒は、代替冷媒候補であるHFC-32の約半分(従来のHFC-410Aの約6分の1)までGWPを抑えながらも、従来と同等の冷媒性能を有しており、低GWPと省エネ性能の両立を実現した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395237980.pdf |