2014年03月24日 | |
三菱化学、大成建設と「ゼロ・エネルギー ビル」実証へ | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学、大成建設 |
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三菱化学は24日、世界で初めて有機薄膜太陽電池を用いた「発電する建物外壁ユニット」を開発、大成建設と共同で大成建設が横浜市磯子区の技術センターに建設中の「ZEB実証棟」に導入し、実用化に向けた実証を行うと発表した。 三菱化学は有機薄膜太陽電池の開発が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択され、実証実験を進めてきた。建物の省エネや災害時対応には、必要なエネルギーを再生可能エネルギーで補ない、消費エネルギーを限りなくゼロにする「ZEB」が最も望ましいが、建物の外壁に設置するためには、サイズや色などのデザイン性、軽量性、長寿命性などが必要となる。 同社はこれらの課題を解決するために、このほど薄くて軽く、色に自由度を持たせ、意匠性の高い「有機薄膜太陽電池外壁ユニット」を開発するとともに、建物外装に関する設計・施工で多くの実績を持つ大成建設とともに「発電する外壁ユニット」の実用化に向けた実証に取り組むことにした。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395638756.pdf |