2014年03月25日
武田薬品、消化性潰瘍薬と低用量アスピリンの合剤承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は、厚生労働省から消化性潰瘍治療剤「タケプロン」と低用量アスピリンとの合剤「タケルダ配合錠」の製造販売承認を取得したと発表した。

1錠中にアスピリン100mgとランソプラゾール15mgを含有する錠剤で、日本初の低用量アスピリンとプロトンポンプ阻害薬を配合した薬剤。

高齢化が進む中、脳梗塞や心筋梗塞 の再発予防のために低用量アスピリンを服用する患者が増えているが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往がある患者にたいしてはプロトンポンプ阻害薬を併用投与することが国内外のガイドラインで推奨されている。