2014年03月25日 | |
大日住友薬、本社ビルに「化学遺産」など展示 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
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創業100年を超える大日本住友製薬は25日、大阪市中央区道修町の大阪本社ビル1階ロビーに「史料展示スペース」を開設、医薬品開発の歴史や新薬創出にかける思いなどを模型、パネルを使って一般公開した。 今年3月、日本化学会から「第5回化学遺産」認定を受けたばかりの「エフェドリン」発明者・長井長義博士の功績をたたえた資料や当時使用されていた蒸留缶、濾過機器などもさっそく展示された、道行く人たちの目を奪っていた。 長井長義博士(1845-1929年)は、明治・大正時代のわが国薬学界の重鎮。ドイツ留学のあと東大教授を勤めた。世界で初めて喘息治療薬「エフェドリン」を開発したことで知られる。 大日本住友製薬の歴史は1897(明治30)年にさかのぼるが、創業間もない頃同社の技術顧問として医薬品の開発や製造の現場で指揮をとった深い関係があるという。 ニュースリリース参照 〇くすりの町・道修町と大日本住友製薬のあゆみに関する史料展示スペース開設のお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1395727793.pdf 〇Dainippon Sumitomo Pharma Exhibits Heritages of Doshomachi – “The Pharmacy Street”・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1395727793.pdf |