2014年03月28日 |
旭化成ケミ、韓国にアセトニトリル新設備が竣工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは28日、韓国の100%子会社である東西石油化学が蔚山工場内にアセトニトリル年産11,000トンプラントを完成し、27日竣工したと発表した。 アセトニトリルは有機溶媒の一種で、原料はアクリロニトリル製造の際に副産物として得られる。 用途は主に医薬品原体、中間体製造に必要な溶媒のほか分析用試薬、農薬などに使用される。 旭化成ケミカルズでは、医薬品産業の拡大に伴う需要増に対応するため、韓国・東西石化でプラントの新設を進めていた。プラントは2012年5月に着工し2014年1月に完成。その後商業運転に入っていた。 これにより川崎工場の年産14,000トンプラントとともに2拠点体制となった。引き続きアジア・トップのアセトニトリルメーカーとしての地位を固めていく方針だ。 |