2014年03月28日 |
日本ポリエチレン、鹿島のLL設備 1系列停止 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本ポリエチレン |
わが国ポリエチレン最大手の日本ポリエチレンは28日、内外の厳しい事業環境に対応するため、2015年3月をめどに鹿島工場の直鎖状低密度ポリエチレン(LLPE)製造設備1系列の停止を決めたと発表した。 鹿島には2系列、計年産26万トンのLLプラントがあり、停止するのはうち1系列9.2万トン。停止後は16.8万トン能力となる。同社はほかに川崎と水島にそれぞれ約5万トンのLLプラントを持っており、3工場合わせた能力は現在の年産36.4万トンから27.2万トンとなる。 同社はこれとは別に今春、川崎工場のHD専用プラント1系列(年産5.2万トン)を停止する計画も進めている。 経産省化学課によると、同社のポリエチレン生産能力は現在、LD年産71.1万トン(うちLL36.4万トン)、HD47.5万トン、合わせて年産118.6万トンとなっている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1395986957.pdf |