2014年03月31日
2月の鉱工業指数 、化学・プラ製品ともプラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した2月の鉱工業指数(2010年=100)速報値によると、生産は前月比2.3%低下の101.5、出荷は1.0%低下の103.9と、営業日数減もあり3カ月ぶりの前月比マイナス。在庫は0.8%減少の103.8、在庫率1.7%上昇の100.6だった。

製造工業生産予測調査によると、3月は前月比0.9%の上昇、4月は同0.6%の低下を予測している。
基調判断は、「総じてみれば生産は持ち直しの動きで推移している」を据え置いた。

2月に生産が低下したの業種は輸送機械工業、情報通信機械工業、鉄鋼業、電気機械工業、石油・石炭工業など15業種中11業種。電子・デバイス工業、化学工業(除、医薬品)、繊維工業、プラスチック製品工業の4業種は上昇した。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.5%上昇の100.6、出荷0.3%上昇の100.1、在庫1.5%上昇の105.9、在庫率は2.9%上昇の108.6だった。生産、出荷とも昨年9月以来6カ月連続の前月比プラス。

また、プラスチック製品工業は、生産が0.3%上昇の104.4、出荷2.3%上昇の105.1、在庫は1.5%低下の103.8、在庫率は3.3%低下の100.7だった。生産は12月以来3カ月連続、出荷は9月以来6カ月連続ののプラス。