2014年03月31日
エーザイ米子会社、がん治療剤権利を大塚製薬に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは31日、米国子会社であるエーザイ・インクが骨髄異形成症候群(MDS)を対象としたDNAメチル化阻害剤「Dacogen」(一般名:デジタビン)に関して、メキシコを除く全世界における開発・販売に関する権利および経口合剤に使用されている特許権を大塚製薬(本社:東京都千代田区、岩本太郎社長)に譲渡する契約を締結したと発表した。

エーザイ・インクは大塚製薬に対して、同剤に関する米国、カナダ、日本における独占的な開発・販売権およびメキシコを除くその他の全世界におけるライセンス許諾の権利を譲渡する。

同剤は、大塚製薬の米国子会社であるアステックスファーマ―シューティカルズインク(旧スーパージェン社)によって開発され、2008年にエーザイ・インクが全世界における独占的開発・製造・販売権を保有していた。