2014年04月04日
独バイエル、エネルギー効率向上の新技術発表
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バイエル マテリアルサイエンス(本社:東京都千代田区)は4日、ドイツ・バイエルが独自に開発した環境配慮型の塩素生産技術が「ドイツ産業イノベーション賞」の最終選考に進出したと発表した。先にフランクフルトで開催された授賞式で、同賞のファイナリストに選ばれた。

最終選考進出の決め手となったイノベーションは、「酸素非極性化陰極(ODC)技術」という。
塩素の製造には大量のエネルギーが必要だが、バイエルはティッセンクルップ社との共同開発により、電力量を最大30%削減する新技術を開発した。新技術は今後のドイツのエネルギー革命に大きく貢献するとしている。