2014年04月07日 |
ダイセルポリマー、金属樹脂接合技術「D LAMP」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセル(本社:東京都港区、札場操社長)とダイセルポリマー(本社:東京都港区、八木幹夫社長)の両社は7日、金属と樹脂を一体化する新技術「D LAMP(ディーランプ)」を開発したと発表した。 金属の表面にレーザーを照射して特殊形状にし、金型内に配置して熱可塑性樹脂を射出成形(インサート成形)することで接合する。 ステンレスやアルミなどさまざまな金属部材に適用できる。金属に近い線膨張係数を持つ長繊維強化樹脂と組み合わせることで、さらに高い接合強度と耐久性に優れた接合が得られる。従来法と異なりドライプロセスのため、溶剤や廃液、廃棄物などを発生せず、環境負荷低減にも貢献する。 自動車分野では軽量化や燃費改善、CO2排出削減、OA機器などの工業分野では部品点数削減によるコストダウンが可能となる。 同技術は4月16~18日、東京ビッグサイトで開催される「高機能プラスチック展」に出展する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1396844542.doc |