2014年04月11日

住友商事、中国で石油化学品製造事業に参画

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：住友商事

住友商事は11日、スペインの大手石油化学会社、CEPSA Quimica（セプサキミカ社）が中国で展開する石油化学品製造事業に参画すると発表した。 両社はこのほど合弁会社「セプサキミカチャイナ」（資本金は非公開＝比率：セプサ 75％、住商 25％）を設立。 同社の100％子会社を通して上海市南西部の石油化学工業区内に自動車部品向けプラスチック原料であるフェノール（年産25万トン）、アセトン（15万トン）、キュメン（36万トン）の各製造設備を建設する。原料は住商が調達する。 工場はすでに建設工事に入っており、2014年後半には操業を開始、同年末から本格稼働開始の見込み。 セプサキミカ社はフェノール生産には40年の歴史を持つがアジアへの事業進は初めて。 同社の技術力と住商のマーケティング力を生かして、モータリゼーション活発な中国市場に参入することにした。 【セプサキミカ社の概要】 会社名 ： CEPSA Quimica S.A（セプサキミカ社） 所在地 ： スペイン 代表者 ： Fernando Iturrierta (Mr.) 資本金 ： 740百万ユーロ 事業内容 ： 石油化学事業 備考 ： Compania Espanola de Petroleos S.A.の100％子会社 【セプサキミカチャイナ社概要】 会社名 ： CEPSA Quimica China,S.A.（セプサキミカチャイナ社） 所在地 ： スペイン 代表者 ： Fernando Iturrierta (Mr.) 出資比率 ： セプサキミカ社　75％、住友商事　25％ 【セプサキミカシャンハイ社概要】 会社名 ： CEPSA CHEMICAL SHANGHAI CO.,LTD 所在地 ： 中国上海市 代表者 ： Pierre Lahaie (Mr.) 出資比率 ： セプサキミカチャイナ社　100パーセント