2014年04月14日
日本ゼオン、シンガポールS-SBR商業生産開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ゼオン

日本ゼオンは14日、子会社のゼオンケミカルズシンガポール社(平川宏之社長)がシンガポール・ジュロン島に完成した溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)製造第一期プラントが商業生産を開始し、11日に新工場の竣工式を開催したと発表した。

プラントは第一期年産3~4万トン能力。昨年9月から試運転を行い、品質の作り込みと操業の安定化を進めてきた。
内外ユーザーの評価を得てこのほど本格生産に入った。

既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/32337

S-SBRは、低燃費タイヤ向け原料として急激な市場拡大が見込まれており、新工場は今後ゼオングループの重要な事業拠点となる。

祝賀セレモニーにはシンガポール経済開発庁、ジュロン島土地開発公社、在シンガポール日本大使館などから要人多数が参加し、新工場の前途を祝った。