2014年04月15日 |
三菱化学、カリフォルニア大サンタバーバラ校との研究提携延長 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は15日、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)との包括的な研究開発提携を今年9月からさらに4年間延長すると発表した。 同社は2001年からUCSB内に「三菱化学先端材料研究センター(MC-CAM)」を設置し、資金を拠出して新材料、デバイス、加工・解析など先端機能材料の研究を行ってきた。今回、新たに研究開発資金として400万ドル(約4億円)を拠出する予定。 センター長はグレン・フレデリクソン教授で、今年4月から三菱ケミカルホールディングスのCTO・常務執行役員に就任。 重点研究領域は、三菱ケミカルグループの将来を見据えたLED照明や有機太陽電池、有機半導体などが中心。 これまでに130件の学術論文を投稿し、100件を超える特許を出願するなど、世界の大学研究機関の中でも高い確率で知的財産を創出してきた。 昨年、高分子材料を用いた有機薄膜トランジスタの研究開発で世界最高レベルの電荷移動度を達成したのはその成果の一つ。 (http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2014/20140219-1.html) 三菱化学は今回のUCSBとの包括的な研究開発提携延長で、グループの科学技術研究レベルの一層の向上と、研究成果の取り込み、事業化をめざす。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1397527602.pdf |