2014年04月15日
シンテック、米国でエチレン50万トン工場建設を申請
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:信越化学工業

信越化学は15日、米国子会社のシンテック社(本社:米国テキサス州、金川千尋会長)がエチレン年産50万トン工場の建設許可をルイジアナ州の環境庁に申請したと発表した。

塩ビ樹脂の主原料であるエチレンを確保するのが目的で、年産能力50万トン。立地はシンテックが所有する既存の工業用地が有力。建設に必要な投資額や採算性、建設時期などは今後詰める。

シンテックはかねてから塩ビの事業化に当たり、原料からの一環生産体制を構築してきた。今回は、先の塩素に続いてのエチレン自社生産検討となる。