2014年04月15日
PSの1-3月期国内出荷 3期連続のプラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は15日、今年3月及び1-3月期のポリスチレン(PS)生産出荷実績を発表した。
3月の生産は、PSメーカー3社のうち1社・1工場がプラントの定修に入ったため、5万21トン、前年同月比19%減となった。国内出荷は、消費増税を控えた駆け込み需要もあって6万1210トン、同21%増で、2年ぶりに6万トン台に乗せた。輸出は1478トン、同7%増で8カ月連続のプラスとなった。出荷合計は6万2688トン、同20%増で2カ月ぶりにプラスに転じた。月末在庫は、6万5263トンで前月比16%減となり、在庫水準も1.5カ月分から1.0カ月分に減少した。
一方、1-3月合計では、生産が17万860トン、前年同期比5%増となった。国内出荷は16万4306トン、同10%増で3期連続のプラスとなった。輸出は5092トンで同16%増だが輸出規模は小さい。出荷計は16万9398トン、同11%増で3期連続してプラスとなった。