2014年04月16日
三井化学の「TPX」、電子レンジ調理器に新採用
【カテゴリー】:新製品/新技術(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は16日、同社の「TPX(ポリメチルペンテン樹脂)」がこのほど家庭用品メーカーであるマーナ社(本社:東京都墨田区)の電子レンジ調理器「PaPa!tto COOK(パパッとクック)」シリーズの素材として全面採用されたと発表した。

「TPX」は、三井化学が独自開発した高機能製品の1つ。熱可塑性の低密度ポリマーで、現在、食品ラップから産業資材まで広範囲に使用されている。ポリオレフィンの中では透明性や耐熱性(融点235℃)に優れ、フッ素樹脂に次ぐ離型性を有する。軽量で安全、環境にも優しい。これらの特性が電子レンジ対応に適しているとして今回マーナ社から評価された。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1397614700.pdf