2014年04月18日
日本触媒・中長期計画「健康・医療分野目指す」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本触媒

日本触媒は17日、2014ー20年度の長期経営計画「新生日本触媒 2020」と、当初3年間(14-16年度)の中計を策定したと発表した。

まず、姫路製造所の事故の教訓を生かすため、「安全が生産に優先する」を社是に掲げた。
2020年度と16年度(カッコ内)の目標数値として、売上高5,000億円(3,930億円)、経常利益500億円(340億円)、ROA9.5%(8.5%)達成を目指す。

設備投資額はコア製品の強化と新規事業の早期立ち上げのため中計3カ年600億円、長期計画(17-20年度)1400億円とし、戦略投資としてほかに500億円を見込む。

事業セグメントでは、アクリル酸(AA)・高吸水性樹脂(SAP)事業を柱とし、世界トップレベルのシェア、技術を堅持する。酸化エチレン(EO)などの既存事業は選択と集中、成長市場進出によって事業基盤をさらに強化する。また新規事業ドメインとして健康・医療分野の事業基盤を築く。M&Aも含めて成長戦略を推進するーなどとしてい