2014年04月21日
三井化学、茂原に太陽光発電 実証設備が完成
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は21日、千葉県茂原市に建設していた太陽光発電所の実証設備が完成し、発電を開始したと発表した。
同社は新規事業として、太陽光発電に関する診断、コンサルティング事業を立ち上げたが、完成した発電設備はその研究拠点となるもので、今後太陽光発電の診断や保守・メンテナンス技術の拡大に生かす。

発電所は広さが同社茂原分工場内の7600平方メートル。発電能力は335キロワット。
太陽光パネルには「多結晶シリコン型」と「化合物薄膜型」の2種類を設置した。太陽光発電技術の多様化に対応した技術開発や研究に役立てる。
発電した直流電流を交流に変換するPCS装置は、経済性に優れた高電圧対応PCS(直流1000ボルト仕様)を備えた。また独自の遠隔操作システムを導入し各種データの解析・評価や、発電異常を早期検出する診断技術の開発に当たる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1398054326.pdf