2014年04月23日 |
旭硝子、薄くて軽量の強化ガラス JR九州新試験車両に採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は23日、同社製の軽量で強い化学強化ガラスがJR九州の新試験車両の窓ガラスに採用され、走行テストに入ったと発表した。 試験車両はフリーゲージトレイン(軌間可変電車)と呼ばれる新タイプの車両で、将来導入が計画されている。 この窓ガラスに薄くて強い化学強化ガラスと調光ガラス「WONDERLITE」を組み合わせたペアガラスが搭載された。 この強化ガラスを使用することで従来比30%の軽量化を実現した。また、2枚の化学強化ガラスに粘着性の高い中間膜を挟み込み、より安全性の高い仕様にした。 車内側にも電気的に外光透過率が調節できる調光機能により、乗客が好みに応じて窓の明るさを調節できるようにした。高い遮熱・断熱効果によって車内環境の快適性を向上させ、カーテンの設置が不要となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1398231058.pdf |