2014年04月25日
昭電、沖縄に植物工場 台風につよい野菜栽培
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和電工
ぐしけん植物工場

昭和電工は25日、独自のLED照明技術を使った高速栽培技術「Shigyo法」が、沖縄県のぐしけん(本社:うるま市、具志堅久雄社長)の植物工場に採用されたと発表した。

「Shigyo法」は、品種や生育時期に合った光を照射することで植物の成長を加速させる高速栽培技術。同社と山口大学が共同開発した。

LED照明は、植物の光合成に最適な深紅色(波長660ナノメートル)を世界最高輝度で発光する昭電独自の技術。
「Shigyo法」と組み合わせることで、植物育成に最適な光環境を形成する。コストも従来の蛍光灯に比べて電気代が30%以上削減できる。

ぐしけんでは主にレタスを栽培し市場展開する方針。沖縄県は高温多湿なうえ台風が多いため、高原野菜の栽培が難しい。植物工場なら一年を通して好みの野菜が生産できる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1398404573.pdf