2014年04月28日
武田薬品、デバ社のパーキンソン病治療薬で提携
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は28日、イスラエルのデバ ファーマスーティカル インダストリーズ社との間で、デバ社が保有するパーキンソン病治療薬「ラサジリン」(一般名:ラサジリン)の日本における製品化に関する契約を締結したと発表した。

デバ社が開発したラサジリンは、欧州や米国をはじめとする世界40カ国以上で販売されているパーキンソン病治療薬である。同薬は、ドーパミンの分解酵素であるモノアミン酸化酵素Bの働きを阻害することによって、脳内のドーパミン濃度を高め、パーキンソン病に特徴的な運動症状などを改善する。