2000年11月10日 |
ユニチカ、中間期の単独および連結業績予想を修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:ユニチカ |
ユニチカは10日、2000年9月中間期の単独および連結業績予想修正を発表した。 単独業績について、売上高はほぼ当初予想通りだが、経常利益は退職給付会計の適用による費用の増加を、コスト削減や金融収支の改善により吸収し焼く3.5%の増益となる見通し。また、取引先などに対する貸倒引当金の積み増し(約12億円)、有価証券の評価減(約7億円)などの特別損失を計上するが、有価証券などの売却益(約14億円)や税効果による繰延税金資産の計上(約3億円)もあり、当期純利益は約6億円となる見通し。 一方、連結では、売上高が若干の増収、経常利益は単独業績の改善、一部子会社の業績好調などもあり、約3億円の増益となる見通し。しかし、当期純利益は、構造改善を進めている一部子会社に特別損失が発生したこともあって、約4億円の減益となる見込み。 なお通期の業績予想は、現在策定中で、中間決算発表時に公表する予定。業績予想修正値は次の通り。 [2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正] 修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%) ◇売上高 47,150(47,000)150 0.3 ◇経常利益 1,650(1,300)350 26.9 ◇当期純利益 620(200)420 210.0 [2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正] 修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%) ◇売上高 134,000(13,000)4,000 3.1 ◇経常利益 3,300(3,000)300 10.0 ◇当期純利益 1,100(1,500)△400 △26.7 |