2014年05月08日 |
日本触媒・純利益105億円 海外子会社貢献 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒が8日発表した2014年3月期連結決算は、姫路製造所事故(12年9月)の影響はあったものの、売上高、利益とも大幅改善し、営業利益138億円、純利益105億円を確保した。 インドネシアでアクリル酸設備の増強と高吸水性樹脂設備の新設を行い13年10月から商業運転を開始したこと、米国で12年12月から高吸水性樹脂の休止設備を再稼働させたことなど、海外子会社の貢献もあり販売数量の落ち込みを抑えることができた。円安や原料価格上昇に伴う販売価格修正も増益要因となった。 【日本触媒・14年3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 302,136(12.1) ◇営業利益 13,752(37.0) ◇経常利益 16,647(20.4) ◇当期純利益 10,503(25.0) ◇1株当たり純利益 51.74円(41.38円) <2015年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 360,000(19.2) ◇営業利益 26,000(89.1) ◇経常利益 28,500(71.2) ◇当期純利益 20,000(90.4) ◇1株当たり純利益 98.54円 |