2014年05月08日 |
昭電第1四半期・増収益 営業利益2.24倍 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工が8日発表した14年12月期第1四半期(1-3月)連結決算は、営業利益が前年同期比2.24倍の76億円、経常利益が68%増の66億円と順調だった。純利益は法人税の増加などにより77%減益の9億4,500万円にとどまった。 石油化学セグメントは、エチレンプラントの大型定修に伴う減産で減収となったが、化学品、エレクトロニクス、無機、アルミニウムなど他の5セグメントはいずれも増収増益となった。 同社の加藤三郎・取締役執行役員CFOは、「エチレンプラントは定修明け後ほぼフル稼働状態が続いており、通期ベースでもこの状態は続く見通し」と予測。エレクトロニクス部門が好調な理由については「ハードディスクの販売がパソコンの買い替え需要の増加で伸長したことが大きい。第2四半期にその反動が出ることも予想される」と慎重だった。 【昭和電工・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )対前年同期比増減率% ◇売上高 209,634(8.9) ◇営業利益 7,582(124.2) ◇経常利益 6,585(69.5) ◇当期純利益 945(△76.8) ◇1株当たり純利益 0.63円(2.73円) <2014年12月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 890,000(4.9) ◇営業利益 32,000(23.3) ◇経常利益 25,000(6.4) ◇当期純利益 12,000(32.4) ◇1株当たり純利益 8.02円 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1399535106.pdf |