2000年11月10日 |
L-LDPEの重袋用品種の価格交渉が決着 |
11月1日出荷分からキロ15円アップ |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学によると、同社が日本マタイ、昭和パックス、王子製袋などの重袋メーカー各社との間で進めてきたL-LDPEの価格修正交渉がこのほど決着した。 今年春以降の原料ナフサ価格の大幅アップ分を同樹脂価格に転嫁すべく各ユーザーと折衝を重ねてきた結果同意を得るのに成功したもの。上げ幅は1キログラム当たり15円。11月1日の出荷分から新価格に切り替える。 これに伴い、重袋メーカーはただちに製品価格の修正に乗り出す構えである。 三井化学は、同樹脂の他の品種やHDPE、H-LDPEの両ポリエチレンについても同様の修正の早急実現を目指して各ユーザーと交渉を続けていく考え。ナフサ価格の変動にスライドさせることを基本としており、中空成形用やラミネート用などはかなり同意が得られつつあるという。 |