2014年05月16日
積水化学、水処理膜モジュールとユニット新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業 環境・ライフラインカンパニー(高見浩三・プレジデント)は16日、上下水処理や産業用排水処理向けに新タイプの水処理膜を開発、水処理膜モジュールおよびユニット「FILTUBE(フィルチューブ)」(商品名)として5月19日から発売すると発表した。

「FILTUBE」は従来の中空糸よりも大きい開口部(内径4ミリ)を持ち、親水性を有する自社開発の新素材(塩ビ系樹脂)で構成。ろ過による膜汚れが少なく高い透水性を実現した。

コンパクトなモジュールに収納、槽外型ユニットとすることで新設だけでなく既存施設の機能強化や更新に柔軟に対応することができる。

2020年度売上高50億円をめざす。