2014年05月16日 |
日化協技術賞・総合賞にカネカの「ピクシオ」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は16日の理事会で、「第46回日化協技術賞」、「第38回日化協安全表彰」、「第8回レスポンシブル・ケア賞」の日化協3賞の受賞者を選定した。表彰式は5月29日に東京・千代田区のパレスホテルで開催する第23回日化協定時総会で行う。6月2日に経団連会館で開催する「日化協シンポジウム2014」では受賞講演を行う。 日化協技術賞では、総合賞にカネカの「PIXEO(ピクシオ)BP(ラミネート2層銅張積層版用材料)の研究開発と工業化」、技術特別賞に資生堂と花王が共同開発した「皮膚感作性試験代替法h-CLAT法の開発」、環境技術賞に三井・デュポンフロロケミカルの「低環境負荷のフッ素系流体商品化」がそれぞれ受賞した。 一方、安全表彰では「安全最優秀賞」に花王栃木事業場、「安全優秀賞」に昭和アルミニウム缶彦根工場、昭和電工秩父事業所、帝人デュポンフィルム岐阜事業所、日本化薬研究開発本部医薬研究所―の4社を選んだ。 「第8回レスポンシブル・ケア賞」では、新設の「PC大賞」に日産化学工業富山工場の「ビオトープを活用した生物多様性への取り組み」また「RC優秀賞」審査員特別賞に旭硝子CSR室の「リスクアセスメントの有効性向上と安全人財の育成を目指した安全強化活動」、大塚化学生産本部の「安全道場設立による安全衛生教育の充実」、昭和電工セラミックス富山工場の「産廃埋立処分量ゼロへの取り組み」、住化バイエルウレタン新居浜プラントの「保安防災&労働安全」、花王カスタマーケティング経営企画部門環境推進室の「ダイレクトな環境コミュニケーション活動の推進」の5件、「RC努力賞」にJNCファイバーズ守山工場の「水を通じた地域と企業の共生」、カネカ高砂工業所の「マテリアルフローコスト会計(MFCA)導入による総合力を活かした生産ロス改善の仕組み構築」、三菱化学黒崎事業所の「事業所排水の管理改善」、日本化薬厚狭工場の「日本化薬厚狭工場の保安防災の取り組み」、住友化学大分工場の「大分地区におけるRC地域対話を中心とした地域とのコミュニケーションの深化」の5件が決った。 |