2000年11月10日
シーアイ化成、中間期・通期の単独・連結業績予想および配当予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:シーアイ化成

 シーアイ化成は10日、2000年9月中間期と2001年3月期の単独および連結業績予想修正と配当予想修正を発表した。
 中間期では主として建材・土木資材部門における市況低迷と原料価格の上昇による採算悪化があり、諸経費削減などの合理化努力にも関わらず経常利益は前回予想を下回る見込み。当期純利益は、退職給付債務に充当するために信託拠出した株式の利益が予想より多かったことおよびゴルフ会員権の評価損、固定資産の除却損などが減少するのが主因で、赤字ではあるものの、前回予想より改善する見込み。
 通期では、売上高、経常利益および当期純利益の落ち込みは、建材・土木資材部門の減収と採算悪化が主因で、当期下半期には一層の原料価格の上昇が予想される中で、製品値上げの交渉、諸経費などの対策を講じるものの、コストアップを吸収しきれず、経常利益、当期純利益は大幅な減益となる見込み。
 連結中間期では、農業・包装用フィルム部門を中心に関係会社の業績が好調で、建設・土木資材部門の低調さをカバーし、経常利益、当期純利益とも前回予想を上回る見込み。
 連結通期は、関係会社の業績は当期下半期においても好調を持続するが、単独業績の落ち込みから、連結経常利益は大幅に減少する見込み。売上高と当期純利益については若干の減少に止まる見込み。
 業績予想修正値は次の通り。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 21,840(21,800)40 0.2
◇経常利益 240(310)△70 △22.6
◇当期純利益 △290(△370)80 -

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 44,500(45,000)△500 △1.1
◇経常利益 420(1,100)△680 △61.8
◇当期純利益 200(500)△300 △60.0


[2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 33,600(33,000)600 1.8
◇経常利益 800(580)220 37.9
◇当期純利益 △140(△420)280 -

[2001年(平成13年)3月期通期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 67,900(68,500)△600 △0.9
◇経常利益 1,480(1,800)△320 △17.8
◇当期純利益 550(600)△50 △8.3


[配当予想修正]
修正値(前回予想)前期実績の順(単位円)
中間期 3円00銭(4円00銭) 4円00銭
期末  3円00銭(4円00銭) 4円00銭
年間  6円00銭(8円00銭) 8円00銭