2014年05月20日 |
PSの4月国内出荷、2カ月連続プラスで5万トン台維持 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は20日、2014年4月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。 4月のPS生産は、4万9107トン、前年同月比15%減となった。これは、3月上旬から4月中旬にかけて1社1工場(3系列)が定期修理入っていたが、さらに1社1工場が4月まるまる1カ月間定修に入った影響とみられる。 また、4月は消費増税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動が懸念されていたが、PSの国内出荷は5万1758トン、同6%増で2カ月連続のプラスとなった。とくに、年間内需60万トンの目安となる、月間出荷量が5万トン台をキープした。懸念された消費増税の反動は、すくなくとも4月には出なかったことになる。 輸出は2261トンで同33%増、この結果出荷計は5万4019トン、同7%増で2カ月連続のプラスとなった。 一方、SMの生産は17万7232トン、同16%減で2カ月連続のマイナスとなった。内需は11万7493トン、同1%減で2カ月連続のマイナス、輸出は6万981トン、同34%減で4カ月連続のマイナス、出荷計は17万8474トン、同15%減で3カ月連続のマイナスとなった。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400562014.pdf |