2014年05月21日
富士フイルムHDが中期CSR計画、CO2大幅削減へ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:富士フイルムホールディングス

富士フイルムホールディングスは21日、2014ー2016年度3カ年の中期CSR計画「サステナブル バリュー プラン(SVP)2016」を策定し、活動開始したと発表した。

同社は先に創立80周年を迎えて新コーポレートスローガン「Value from Innovation」を制定したが、今回のCSR計画には具体的な目標値として「2020年度までに05年度比2000万トンのCO2削減」を掲げた。

グループが持つ製品、サービス、技術を通じて、(1)環境(2)健康(3)生活(4)働き方ーの重点4分野にわたり「地球温暖化防止への貢献」や「新興国の医療環境改善へのアクセス向上」「がんなどアンメット・メディカルニーズに応える医薬品開発の加速」「時間や場所に左右されない働き方の実現」など、11項目の社会的課題解決に貢献する。

「地球温暖化対策」では、自社製品・サービスのライフサイクル全体(調達・製造・輸送・使用・廃棄等)を通してCO2排出量を2020年度までに05年度比30%削減する。
また「資源循環の促進」に向けた取り組みとして、2016年度までに廃棄物の発生量を12年度比8%、資源投入原単位を20年度までに12年度比10%それぞれ削減する。売り上げ当たり水使用量(水原単位)は2012年度レベルを維持するなどの目標達成をめざす。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400647471.pdf