2014年05月21日 |
4月のPVC国内出荷、2カ月連続のプラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は21日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の4月の生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は11万4259トン、前年同月比9.3%増で2カ月ぶりに前年比プラスに転じた。国内出荷は8万7529トン、同5.6%増で2カ月連続のプラスとなった。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が懸念されていたが、4月は出なかったといえそうだ。国内出荷の内訳は、パイプなどの硬質用が4万6601トン、同5.3%増で昨年5月以来12カ月連続のプラス、軟質用が2万1761トン、同3.5%増で2カ月連続のプラス、電線その他用が1万9167トン、同9.1%増で2カ月連続のプラスとなった。 輸出は1万8813トン、同27%減で2カ月連続のマイナスである。出荷総計は10万6342トン、同2.1%減で2カ月ぶりのマイナス。 一方、VCMの生産は19万4581トン、同0.9%減で2カ月連続のマイナス。国内出荷は13万9824トン、同21.5%増で2カ月ぶりのプラスだった。輸出は3万5811トン、同15.4%減、出荷総計は17万5637トン、同11.6%増で2カ月ぶりのプラスとなった。 ニュースリリース参照(VEC・4月の実績) VCM http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400647835.xls PVC http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1400647835.xls |