2014年05月22日 |
昭電グループのアルミ缶回収、13年度も543万缶 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は22日、グループ全社の2013年度のアルミ缶回収量が約543万缶(約88トン)にのぼったと発表した。 「ビールやジュースの空き缶を集めて、資源として再利用しよう」という運動は、子会社の昭和アルミニウム缶が1972年から始めた。すでに40年の歴史を持つ。 これを知った昭電グループ各社が、2001年からグループ全体の活動へと発展させた。 今ではグループ会社だけでなく協力会社の間にも広がり、2013年の活動参加者は8,729人、グループ従業員の活動参加率は過去最高の97.0%に達した。 回収されたアルミ缶は、昭和アルミニウム缶が一定価格で買い取り、飲料用アルミ缶の原料として再利用する。 ここで上がった“収益金”は、毎年地域の福祉団体や福祉施設、障害者サークルなどへ寄付してきた。 グループ各社一体となったこうした活動はわが国のリサイクル運動推進役であるリデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会に評価され、2013年度3R推進功労者等表彰で「経済産業省大臣賞」に輝いた。 昭和電工では「今後も事業所周辺の美化運動や子ども向け化学実験教室、工場見学会の開催などを通じて、地域社会への貢献に積極的に取り組んでいきます」と言っている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400736278.pdf |